虚空蔵尊のご案内

戻る Home

虚空蔵堂

今から八百年程前、大満寺は奥州藤原氏が創建したと伝えられています。寺地は現在の青葉城にありました。その後経ヶ峰、さらに現在の愛宕山に移りました。

天正五年(1577)龍泉院三世量山広寿和尚が中興開山し、開基は二代藩主忠宗公です。

虚空蔵堂と千躰仏堂は仙台地名発祥のルーツとも云われ一体不離のもので(千躰から千代、そして仙台の地名になった) 虚空蔵堂境内に奉祀されており遠近の参詣者が絶えません。


長い参道の石段を登りつめると、正面に江戸時代初期の代表的仏堂建築物と云われる虚空蔵堂が圧倒的な姿を現します。

その右側に十二支の守り本尊を祀る八角堂が建ち、その後に牛野地蔵尊が快慶様式をふまえて祀られています。

虚空蔵堂の左側には阿保原地蔵尊、市民に「とげぬきさん」と愛称で呼ばれ祀られています。

境内西側に、仙台市の中心街を見渡す位置に千躰仏堂と鐘楼が建っており、 広瀬川を眼下にして遠くには七ツ森の特徴ある連山が望まれ参詣者の心をすっかり爽快にさせてくれます。